モモの箱庭

見たこと*聴いたこと*伝えたいことの覚え書き

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「昔日の客」を読んで 

長野県出身で,東京馬込に古本屋を営んだ店主の,本屋に訪れるお客や,交流のあった作家のことなどがつづられています。昭和53年出版されたあと,沢山の人の要望で,昨年復刊されました。

電子書籍が,話題になっても,この本を読むと,紙の手触り,ページをめくるときの気持ちの高鳴りなど,紙でなければ味わえないものがあることが再認識されます。

”古本屋というのは,確かに古本という物の売買を生業としているんですが,私は常々こう思っているんです。古本屋という職業は,一冊の本に込められた作家,詩人の魂を扱う仕事なんだって。ですから私が敬愛する作家の本達は,たとえ何年も売れなかろうが,棚にいつまでも置いておきたいと思うんですよ。”
という店主の言葉が,あとがきにご子息によって紹介されています。
平成のB××K O××などとは,一線を画す古本屋さんです。

この随筆には,本を愛する人の思慕の念が,あちこちに込められているので,ページをめくるのが惜しいような,早く次を読みたいような本でした。


昔日の客昔日の客
(2010/10)
関口 良雄

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2011/01/15 Sat. 19:05 [edit]

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投句 

俳句を数十年続けてきた義母に,興味を持ち続けて欲しいと,NHKの俳句雑誌を届けています。
先月,目先の変わったものもいいのではと,毎日新聞社からでている”俳句α”という雑誌を持って行きました。

記事の内容も面白かったし,選者もNHKとは違うので,趣が違って良かったとのことですが,昨日,投句葉書をはさんで,私に出すよう,勧めてくれました。

締め切りも間近だし,断ったのですが。。。

このところ,毎日慌ただしく,季節は,音もなく過ぎてゆきます。

朝から,外に出て落ち葉を掃いたりしていると,モズの声が聞こえたり,久しぶりに出会った近所の赤ちゃんが1歳になっていたり,色々なことがあるのに,それが,なかなか句には,結びつきません。

それでも,周りの景色と自分の気持ちを結びつける足がかりはないかと,探すのは,面白いです。

頑張って,投句してみます。

2010/12/08 Wed. 10:38 [edit]

category: 読む

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励まされる詩 

先日,夫の母が老人ホームで知り合った人に借りたという詩の本を,
ノートに写しました。

90歳過ぎてから,息子さんのすすめで書き始められたとのことですが,
しなやかな感性でつづられた詩を読むと,
”あなた,大丈夫よ。”と背を押され,前を向いて歩いていく元気が沸いてきます。

辛いことがあっても,自分のまわりに当たり前にあると思っている
風や陽射しのありがたさを感じて,生きていきたいです。


くじけないでくじけないで
(2010/03/17)
柴田 トヨ

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2010/11/24 Wed. 18:17 [edit]

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最近読んで面白かった本 

*「いいかげんに片づけて美しく暮らす」 岩里祐穂著
 
あれもやらなければ,これもやらなければと自分を縛るより,家族の協力を上手に引き出したり,嫌いなことは頑張りすぎないことなど。中古で買った家を,自分の趣味でリフォームしていく様子を読むと,大切なのは,自分がどのように生活したいかをはっきりさせることではないか。と当たり前のことに気づくのです。


*「17歳からの死生観」山折哲雄著

先行き不透明な不安な時代に,次代を担う若者が何を指針にしたらよいか。ここでは,日本の歴史や日本人の心性を知るために,日本人の宗教観,死生観,倫理観などを宗教学者の山折哲夫先生が高校生に向けて講演をし,その後の質疑応答が収められています。

私は,特定の信仰は持っていないのですが,自分を越えた存在には関心があります。この本の中で,キリスト教の発生が何も頼るすべのない砂漠であったことが,指摘されています。山や川や海などの自然に囲まれた日本では,とても想像できない環境から発生した宗教であるということに,今更ながら唖然としました。神も仏も共存する日本とは違って,ただひとつの神を拠り所にする宗教は,理解しがたいはずなのに,表面的なことしか触れようとしていなかった自分が恥ずかしいです。
質問する高校生は,リーダー塾に参加する生徒さんだけあって,皆,鋭いです。

話が,飛びますが,宮沢賢治がどのような人であったかの話も面白かったです。教師,自然科学者,詩人,農業指導者,色々なことにチャレンジするけれど,最後には専門の世界から,広い全人的な世界に羽ばたきたかった人では,ないか。という見方をされています。
専門を極め,専門を越える。難しけれど,チャレンジしたい生き方です。


いいかげんに片づけて美しく暮らす (集英社文庫)いいかげんに片づけて美しく暮らす (集英社文庫)
(2009/03/19)
岩里 祐穂

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17歳からの死生観  高校生との問答集17歳からの死生観 高校生との問答集
(2010/02/24)
山折 哲雄

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2010/10/17 Sun. 20:57 [edit]

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見る美 聞く美 思う美 

画家バルテュスの夫人,節子・クロソフスカ・ド・ローラ氏による著書。

夫人も画家で,愛用のきもののこと,おもてなしのことなどを通して,この本からうかがわれる審美眼は,とてもすばらしいと思いました。
グラン・シャレというスイスの元ホテルである山小屋風の広大なお屋敷にも憧れますが,物の命をいとおしみ,丁寧に暮らしていく姿勢は,見習いたいです。

また,ご自身の身内(母上,ご長男,バルテュス)との別れも淡々とした書き方であっても,哀切極まりない情景が,浮かび上がってきます。

久しぶりに,付箋を貼って書き写したい文章が沢山ある本に出会えて幸せです。

見る美 聞く美 思う美―「画家バルテュス」とともに見つけた日本の心見る美 聞く美 思う美―「画家バルテュス」とともに見つけた日本の心
(2004/10)
節子・クロソフスカ・ド・ローラ

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2010/03/31 Wed. 20:04 [edit]

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2017-10
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